2009年05月16日

美の壷













「美の壷」という番組をよく見る。谷啓氏がちょっとおぼつかない感じで進行してゆく雰囲気が好きだった。しかし番組とはいえあの旧家にはずいぶんなお宝があるものだとつまらぬ詮索をしながらも毎回楽しみにしていた。特に江戸の職人技が成す逸品を取り上げる時には30分の放送時間では何か物足りないほど惹かれて見入ったものだ。根付けや江戸指物が特に印象深い。その「美の壷」が谷啓氏のかわりに草刈正雄氏に、古民家から洋風の旧家へと近頃様変わりして再スタートした。オープニングのCGの構成には舌を巻いたが全体的にはどうも以前のスタイルに慣れ親しんだせいか私にはまだしっくりこない。草刈正雄氏の格好良さとあの鼻にかかったしゃべり方が少々気になるようだ。確かによく行く骨董市やその関係の人たちにはあのような格好良いハンサムな人は皆無で、どちらかというと谷啓氏のような面持ちでうさん臭い人が多い。中古カメラの世界も右に同じ。きっと私はそんなヤバイ世界にばかり出入りしているので草刈氏のようなハンサムな人に出会うと「原宿 青山 六本木の人」のように思えてしまうのだろう。どうせだったら田村正和氏が古畑任三郎的にキザにやったほうが話題になったかもなどと思いつつ、今週もじっくりと見てしまった。草刈氏の今後の健闘に期待したい。


Posted by モーレツカーソン at 17:59