2008年09月04日

うなぎに感謝




ここのところ職業病と言いますか、目の酷使からくる体の不調に悩まされている。知らぬうちに右目ばかり酷使しているらしく右の肩から背中のこりが激しく指圧にかかったりお灸をしたりとしんどい日々がここ1週間ほど続いています。当然気力も萎え気味で憂鬱である。1年に1度はおこる現象なので自分でもある程度は心構えはできていますが、いざそうなると出口をさがすのにひと苦労する。つまり毎年起こるけれどもその治癒方法はその都度ちがうので色々試さないといけない。今回の場合先日の東京旅行での初日の超高温多湿の真夏陽気と2日目の秋のような肌寒い気候とその2日間の疲労が原因しているようだ。しかし、あの旅行でまだやり残した感と言うか未練のようなものもあり「もしかしたら!」と思い昨日おもいきって都内へでかけて来ました。それは上野伊豆榮で2段のうな重を食べること。旅行で食べるはずでしたが激しい雷雨とその後の蒸し暑さに負けて浅草大黒屋の天丼にしてしまったのが自分では悔やまれてならなかった。その後目の疲労からくる不調に陥ったからよけいに悔やまれ、昨日その思いが爆発したわけだ。不忍の池を臨む2階の席でゆっくりとうなぎを堪能してゆくにつれ不思議なことに自分の右目は楽になっていた。やっとここに辿り着けたという達成感と医食同源の極意と言いましょうか、うなぎのビタミンBが私を少し快方に向けてくれたのかも知れません。その後先日宿泊したお茶の水の山の上ホテルの喫茶でコーヒーを飲みリラックス。その後は神田古本街を少々散歩する余裕まで生まれました。途中老舗古書店で江戸川乱歩の初版本が¥350000で売られているのを発見し驚きましたが特に血圧は上がらず平静を保てました。昨日の東京は激しい残暑で逃げ場のない暑さにめまいさえ感じましたが、やっと見つけた快方への糸口をすこしづつ辿ってゆけば何とかなるという気持ちが私を前に進ませてくれたようです。今年はうなぎに感謝ですね。  

Posted by モーレツカーソン at 16:34

2008年08月28日

暇人




今日読んだ雑誌に石の話があった。盆栽の世界に入りかけた筆者が友人に借景の極意は石にありと諭され変な石をもらうが、漬物石にしかならず一夜干しの茄子にかけて「茄子の夜一」と名付けたという話。その中で石をすすめた友人のことを粋人=暇人と表現しているのがおもしろかった。確かに私のまわりにいる粋人は見ようによっては暇人である。この場合の暇というと自由に使える時間、なすべきことの何もない時間、という解釈が辞書にでてくる。これを個人的にさらに深く解釈すれば、世の煩わしさに関わらず自由に使える時間、日常性の中でなすべきことに捕われない時間、となり暇人とはそれらの文章の最後に「を有する人」をつければよいと思う。私などは粋人=暇人に大いにあこがれるものの、じゃあ日々の生計はどうするんだ? 将来は大丈夫なのか? などと邪念が多い。まだまだ修行が足りぬのだろうか。きっと今日私が読んだ記事の作者も粋人=暇人へのあこがれと、現在はまだその境地に至らぬ自分へのもどかしさからあんな文章を書いたのではないでしょうか。しかし、そんな心境の人がほかにもいたかと思うとなんだか心強い気もする。では、洒落た「茄子の夜一」に対抗して、「金もいらなきゃ、名誉もいらぬ、私しゃできれば暇がいい」。  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年08月25日

がんばった日本選手




北京オリンピックが無事閉幕した。終盤ソフトボールの神がかった金、400mリレーでのラッキーな銅と続いて野球に国民の意識は集中したようだが結果は惨敗に終わった。私の友人は3位決定戦での不甲斐なさに途中でテレビを消したとか。私も8-4になった時にはそば屋に出かけてたぬきそばをすすっていた。まあ、星野監督が率いたときから金、金と言われてきたからその重圧に負けたのでしょうか。選手の悲痛な表情だけが印象に残りました。多くを期待されるということはそれだけたいへんなことなのでしょう。オリンピック開幕当時平和国日本の首相は出場選手を前に「まあ、せいぜいがんばってください」と激励したとか。「まあ、期待も何もしないからやれるだけやれば」と理解すればその後の戦いを前にした選手たちにはこれほど的確な言葉はなかったのではないでしょうか。そんな首相の肩すかしな言葉のかいあってか日本人選手は皆がんばってくれたと思う。決してメダルに手が届かなくてもそのがんばりは放送や報道を通じて確実に私たちに届いたはずである。燐家からはそんな日本人選手のがんばりに送る拍手が頻繁に聞かれました。皆が歓声と拍手を送る瞬間をつくってくれただけでも選手の方々には大いに感謝です。せめてもは次のこんな機会には平和国日本の首相はもう少しましな人であってくれればと思うばかりでである。  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年08月22日

明日は天気しだい




ソフトボールの奇跡的な金メダル獲得に続き星野ジャパンも期待していたのですが、あえなく敗退し明日3位決定戦にまわるとか。明日は私は休みなのでどこか遠くの骨董屋へでもカメラ片手にでかけてみようかとも思っていましたがどうも野球が気になる。そう言えば先日国立博物館での巨匠対決見学の後浅草へまわり隅田川遊覧船で夕涼み。帰りに浅草は大黒屋の天丼&ショウガ汁でパワーをつけてホテルへ帰ってから見たのも星野ジャパンだった。その日も韓国に逆転負け。やっぱり星野仙一ファンとしては明日しっかり応援すべきなんでしょうか。でも、出かけたいのには理由がある。山の上ホテルでの一泊を終え次の日早々に向かったのが有楽町国際フォーラムでの大江戸骨董市。これはすごかった。出店数も200件を上回り内容もすごく濃い。前日の国立博物館の影響でひとつひとつ真剣に見ていたら最後には目の前がクラクラしてきた。やはり東京の骨董市だけに値段もお高く結局何も買えませんでしたが、それなりに出店者の方々とおもしろい会話ができかなり満足でした。きっとその余韻が出かけたい願望を導きだしているのでしょう。野球か骨董か悩みは尽きませんが明日の天気しだいということにでもしておきましょうか。
参考HP http://antique-market.jp/jp/index.html  

Posted by モーレツカーソン at 18:15

2008年08月21日

巨匠対決




だいぶ秋の気配が感じられます。やはりお盆を境に季節がかわりつつあるようです。先日の東京旅行で念願の巨匠対決を国立博物館で見ることができました。当日は午前の猛暑に午後の雷雨と大荒れの天候で、雨がやむのを待ってお茶の水を出たものの上野についたとたん激しい雨に見舞われてしまい、やむなくキオスクで¥1000もする傘を買うはめに。異常な湿気と雨で皆さんグショグショ状態。雨が降る時は湿度100%らしいが加えてその日は濡れた服とベタつく肌で不快指数は100%をはるかに超え、私個人的には激怒指数に達しそうになりました。その理由は天候もそうですが閉館間際に行ったにもかかわらず20分以上も館外で行列の状態で入場を待たされ、やっと入館しても館内でまた行列させられたから。東京の人は文句ひとつ言わずによくならぶものだ。それも葬儀で焼香を待つがごとく黙々とならんでいるのには感心を通り越してあきれた。2つある展示室も相当の混み具合ではあったものの数々の国宝 重文級の傑作を見るにつれ周りの人の存在が消えてゆき作品に集中している自分がありました。文楽ではその世界に入りこむと人形の操り師の姿は視界から消えるとか。たぶんそんな境地になったのだと思います。しかし、今回のこの企画はたいしたもので、運慶VS快慶、雪舟VS雪村、永徳VS等伯、仁清VS乾山、応挙VS芦雪、歌麿VS写楽、鉄斎VS大観などなど普通にならべてもそれぞれ十分感動する作品をわざわざ何種類も対峙させて作者ごとの手法を比較させるという斬新なもの。特に私個人的には風神雷神図の宗達VS光琳の対峙と楽茶碗の長次郎VS光悦の対峙が圧巻でした。前者は宗達が作成した物を後年光琳が自分の手法を入れつつ模写したものですが、この二層の屏風をならべて見る機会はざらにはないでしょう。後者の楽茶碗も黒楽と赤楽を長次郎と光悦作で交互にいくつも展示し、思わず「う〜、これはすごい!」とうなってしまいました。会場をあとにした時分には雨もおおかたあがり、さわやかかと思いきや相変わらずの湿気は体じゅうにまとわりつくものの、しばし第一級の美術品を鑑賞できた充実感と言いましょうか、何とも言えぬ爽快な気分で上野駅に向かいました。
参考HP http://www.asahi.com/kokka/index.html  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年08月19日

思い立っての旅




先週思い立って妻とふたりでお茶の水の山の上ホテルに一泊してきました。池波正太郎氏をはじめとする小説家の方々が執筆のために籠ったことでも有名ですし、いかにも戦前建築らしい風格のあるたたずまいもその大きな魅力です。以前喫茶のため立ち寄りましたがロビーの雰囲気が最高でぜひ一度宿泊してみたいと思っていました。全体的に部屋数は少ないようで案内された5階も宿泊用の部屋は5部屋のみで、メジャーホテルのように長い廊下に味気ないドアが延々と並ぶ光景とは大違い。何か由緒ある洋館のフロアーを案内されているようでした。部屋も古い感じでこじんまりとはしているものの高い天井のせいで開放感があり、窓からは明治大学裏の錦華坂あたりの木立がのぞかれ、ここが東京であることを忘れてしまうほど。程よくしてお茶と豆腐をつかった菓子が運ばれホテルでありながら旅館のようなサービスにも好感がもてました。あいにくその日は午後から雷雨になり予定していた国立博物館へは雨が止むのをまって出かけるはめになりましたが、その分この古いホテルの一室から見る雨の景色を眺めながらぼんやりと過ごす時間に何とも言えぬ贅沢を感じてしまいました。  

Posted by モーレツカーソン at 16:38

2008年08月12日

道でいつも思うこと




車でぶらぶらすることが多い。目的地まではちゃんと普通の道で行くのだが、帰りは気の向くままに遠回りして帰ることが多い。独立する前にやっていたジーンズメーカーの営業の時からそんな癖がついたようだ。その当時足利あたりに仕事でよく行ったが、前橋までの帰路はいつもまともではなかった。50号なんてぜったい通らない。山道をひたすら走って足尾から大間々をぬけ帰ったり、館林から行田に出て熊谷から帰ったり、ともかく気の向くままだった。こう書くとずいぶん気楽な仕事のように思われる方もおられるでしょうが実はその逆で、私にとってはとてもつらい毎日でした。ノルマに追いやられる日々に押しつぶされそうな気分をこんな遠回りでもしなくては押さえることができなかったのです。その後念願の独立をはたし20有余年がたちましたが、いまだに車でぶらぶらする癖は抜けず、たまに以前営業で通った道にさしかかるととても複雑な心境になる。独立してからだって色々なことがあった。つらい事のほうが多かったかもしれないし、今に至っても気楽な気分にはなかなかなれない。だから私はそんな道にさしかかった時いつも独立前とその後を天秤にかける。答えはいつも独立後のほうが勝つ。同じつらい気分でも独立前は閉塞感からくるみじめさがつきまとっていた。独立後はつらくても自分次第だ。自分でスタイルを貫いた。だから独立してからは別人のように気持ちが強くなった。つらさを通り越してこの20有余年が総じておもしろかったように思える。しかし、考え方を変えれば独立前も後もなく、単に私自身が長い年月をかけていくらかまともな人間に成長できたのかもしれない。でもまだまだ満足できない自分もそこにある。じゃあ何があれば満足か? それも未だ見えないから手に負えない。ひたすら進み続けるしかないようです。  

Posted by モーレツカーソン at 18:50

2008年08月11日

ランキングを超えた戦い




いよいよオリンピックが始まり連日の報道に一喜一憂の日々が続いています。もともとスポーツ番組好きな私、その期間中MLBの放映がほとんどないのが残念ではあるけれど、4年に1度の世界の頂点の競い合いを観るのは実に楽しいものだ。しかし、今回の開会式はすごかった。中国の四大発明をこれでもかってぐらいコテコテの演出で表現していた。なかでも演技する人の数が多いのに驚かされました。さすが中国、人の数では群を抜いている。私は当然各競技で日本を応援するのですが、出だしの女子サッカーあたりのつまずきが柔道の谷選手まで響いたような雰囲気。しかし、今日の水泳の北島選手の金がその悪い流れをかえてくれるような気がします。他の競技でもポツポツメダルは出てきていますが、彼の金は特に私をはじめとした日本人が全員が「よっしゃ!」という感じじゃないでしょうか。私の注目競技は女子バトミントン。オグシオもいいけれどもう一組の末綱 前田ペアがランキング1位の中国に勝利した。いや、勝っちゃった! 前回の冬の五輪の時は序盤から女子カーリングに注目してかなり楽しませてもらいましたが、今回はバトミントンにそれと同じノリを感じます。何といっても格上に競り勝つなんて見ていて気持ちがいい。1セット目はランキング通りの試合展開だったが、2セット目の中盤から日本選手の気持ちがランキングを超えた上位に変化したのがはっきりわかった。こうなるとネットの向こうはただの中国人。体力でも練習量でも引けをとらないから最後には圧勝という結果におわった。確かにどの世界でもランキングは存在するが、日本のバレーやサッカーのように上位の物には頭が上がらぬような試合をいつも観せられていてはおもしろくない。4年に1度の一発勝負なんだから日本の若きアスリートたちの気持ちはここまで強くなったのかと思わせるような試合を各競技で観たいものだ。  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年08月08日

50回目の夏




どうも今日あたりの暑さには閉口してしまいます。それにどうもここ2日ばかり寝不足なのでよけい朦朧としてしまう。酷暑を報道するニュースはかえってダルくなるので見ないようにしているが、昨日資料を作る際昨年の天気と気温を調べてみたら2007夏の陣もお盆にかけて体温を超える暑さに見舞われ、さらに今年よりも雷雨が少ないことがわかった。そうすると雷雨がある分今年のほうが少しましかも知れない。たった1年前のことは過ぎ去れば忘れてしまい、目前の惨状を嘆くばかりとは人間様もつごう良くできているもんだ。私などもう50回も関東内陸の四季を経験してきているんだからジタバタせずに諦めにも似た慣れで行くしかないのでしょう。ところが最近親しくなった方で四国は香川県から昨年末に高崎に移住された奥様は群馬の湿度の高い暑さと頻繁にある雷の大きさに驚いているようで、彼女といつも同行しているプードル君にとっては初体験の群馬の夏はかなりこたえているようだ。でもね、これもお盆を過ぎるとちょっとした隙間に秋が顔を出してくるはず。酷暑の去年でさえウオーキングの合間には感じられたこと。その時はちょっとホッとした気持ちになったのを覚えている。今年ももう少しは我慢してもいいから、その先は少しホッとした気分になりたいものだ。  

Posted by モーレツカーソン at 19:01

2008年08月01日

高崎まつり




明日 明後日は高崎まつりですか。また賑わいそうですね。我がカーソンはもう十数年来この二日間は休業にしてます。以前通常営業していた時はトイレを借りる人やら涼みに来る人ばかりで仕事にならなかった。本当だったら月初だし多少は仕事になるのでしょうが全くだめなのであっさり諦めて休業にしています。それにまわりは盛り上がっているのに取り残されている感もあるし。だから張り紙の文句は毎年決まって「高崎まつりのため休業します」にしている。この微妙な表現が好きだ。神輿や山車に参加する祭り狂いなので仕事どころじゃない休業なのか、祭りなんかやるからちっとも商売にならぬという抗議の休業なのか。この話を知りあいにすると必ず苦笑する。きっと私らしいということなんでしょう。しかし明日の花火大会は楽しみです。自宅から至近距離でバッチリ観戦できる。打ち上がった花火の音がリアルタイムで腹にボディーブローのように響く。高崎に来て以来この花火大会だけは感心した。短時間に大小ものすごい数の花火が空を飾るのは壮観で、あたかも高崎人の派手好きでせっかちなキャラを表現しているようだ。どうやらギャラリーも集まって来そうなので明日は宴会モードでいきましょうか。  

Posted by モーレツカーソン at 18:38

2008年07月31日

この夏の誓い




今日で7月も終わり。今年も残すところ150日余りとなりました。皆様も年の瀬に際して何かとお忙しいとは思いますがいかがお過ごしでしょうか。こんな暑中見舞いもある意味通用するくらい1年の経過は速いですね。うかうかしていると秋なんて一瞬で過ぎ去りすぐに寒い冬になってしまいます。しかしその前に私はぜひやっておきたいことがある。おへそのまわりのベーグル状のむだ肉の排除。以前からのウオーキングで十数キロ体重を落としそのまま維持していたつもりが、ここのところまたおへそ周りを中心に少々たるみが気になってきた。というより十数キロ体重を落としてもしぶとくしがみついていたのがここに来てすこし膨れてきた感じなのだ。なかなか取れない贅肉ではあるが放置するとベーグルなんてかわいいことは言っていられなくなる。以前はこんな暑い夏に運動とともにお米の量を少し減らしただけで簡単に減量できたので今回もその作戦でいきましょう。それとなかなか汗をかかない部分だからウオーキングの際は腹巻きなんかつけるといいかも。ともかく今日の朝、店のミーティングでみんなに公言したからにはもう後には引けぬ。さらばベーグル。長いつきあいだったけど、俺はもともとパン嫌い。  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年07月29日

大汗の夏




また夏がもどりましたね。先日の雷雨はすごかった。私の店の前の道路は水がたまりやすく、あやうく床上浸水のところまでゆきましたが大事には至らず、その後のすばらしい夕焼けでいやな気分は帳消しになりました。雷雨の後は涼しい夜に久々心地よい安眠をしたつもりが朝になると冷気に咽をやられてちょと風邪気味に。どうも年をとったのか寒暖の差に体がついてゆかなくなった感がある。薬ばかりでも何なのでウオーキングで風邪を吹っ飛ばしてきました。この頃は暑いのでカメラはお休み状態。撮りたい気持ちもありますが何せ猛烈な汗かきなもんでシャッター押すより汗を拭うほうが多くなってしまう。今月の桐生天満宮の骨董市でも大汗かいてカメラ片手にうなぎ屋に入ったら、店の人に「どうしたの? 水浴びでもしてきたの?」なんてからかわれてしまいました。カメラの購買意欲もいまのところお休み。こんな時顔を出すのが骨董趣味だ。先日なじみの骨董店で根付を購入。3匹の子犬がとぐろを巻く象牙素材の逸品。細かく彫刻されているがそれ以上に使い込まれていて、彫りが消えている部分が多い。この世界ではこれを「なれている」と呼ぶ。これはこれでひとつの世界で、先人が使い込んだ様を想像するのも楽しい。今回は実際にぶらさげて使うのではなく部屋に飾ることにしましたがここからがたいへんで、どれとどれを組み合わせてどの台に乗せてなんて毎日部屋のなかをグルグル。おかげで汗びっしょり。結局私の夏は何をやっても汗がでる夏なんです。  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年07月24日

あ〜、いい気分だ




先日、弟が東京は町田の郊外に家を新築したので訪ねた。関越 圏央道 中央道を乗り継ぎ、降りてからもけっこう走りやっとの思いで到達できた。お祝いの後せっかくなので白洲次郎 正子が戦時中暮らした武相荘を見学。次郎のイカした生きざまと青山二郎氏を師とした骨董学を生活のなかに見事に落とし込んだ正子とのふたりの生活がにじみ出るすばらしい建物や調度品に感激でした。
詳しくはhttp://www.buaiso.com/index.htmlをどうぞ。
その後都内まわりで帰路についたわけだが、長距離の運転で疲れたのかどうも運転が荒くなっていた。そのわり行く手を必ずバスが邪魔をする。その都度自分の苛立ちを戒めたが、最後に高崎に入ってからの牽引車による渋滞には文句のひとつも言いたい気分になった。そうしたら次の日私の車が故障し牽引されていった。幸い家の近くでの出来事で、故障も無料にてすぐ直してもらえたので大事には至らなかったが、どうもここのところの気持ちの乱れに対して何かの暗示があり、それでも懲りないのでバチが当たったようだ。その夜画家の粋人から届いた手紙には心のなかのわだかまりを無くし生きよという般若心経の教えが綿々と綴られていた。もうこうなると神のお告げだ。自分で言うのも何ですが私のように素直に屈折して生きていると時たまこういう事が起きる。自分の気持ちが静かに定まらない時にこういう暗示というか戒めが起きる。その時はそれを素直に享受し単純に汗をかくなりして自分をリセットするようにしている。今回もリセットが必要なようだ。今日も酷暑のなかウオーキングをしたが剪定で刈り取られた下草の強烈な臭いに目を覚まされた感があった。その時思った。「あ〜、いい気分だ」  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年07月19日

再会




嬉しいことがあった。ウオーキングの道すがら土手でよく立ち話をした仲間に再会した。その方年はもう60をこして半ばぐらいでしょうか、フランス語のスペシャリストでアフリカなどのフランス語圏での政府の漁業交渉や企業進出の際の通訳をよく頼まれるらしい。翻訳もしていて1字いくらの世界だとか。2年ほど前その方が私に今度の旅は長くなりそうだと言ったきり姿を消した。最初はまたフランスかアフリカへ通訳で飛んだのだろうと思っていたが、あまりにも長いのできっと病気か何かで入院しそれを長い旅と言ったのか、はたまた死んでしまったのではないかと毎日歩きながら考えていました。それが先日バッタリ出会うことができ嬉しいよりも最初は驚きでいっぱいでした。話を聞くとやはりアフリカのどこかの国に飛んだようで、今回は日本が受注した港の建設の言語責任者としてらしい。1年8ヶ月ぶりに1ヶ月の休暇を利用して高崎に帰ってきたとか。つまり1ヶ月後には再びアフリカへ戻るとのこと。大した人が高崎にもいるものだと改めて思った。でも私がその人を気に入っているのは仕事があればやるけど、なければブラブラしているという生き方。飄々とした物腰からしても空を舞う凧のごとしで風まかせ的生き方は尊敬に値する。逆に私がその方に気に入られたのは私が言った、この土手で行き倒れになれれば本望ですという言葉だったようだ。  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年07月17日

ドア完成!







念願の室内ドアができた。自分がデザインしたから感動も倍増である。白のフラッシュ素材でもってゆくアイデアは自宅改装をしてくれたK氏によるもの。それに私のこだわり中華格子に金のドアノッカーでヨーロピアンとオリエンタルの中間をゆくすばらしいものになりました。昨日その完成お披露目をかねて画家の粋人ご夫婦をご招待しましたが、非常に良いとお褒めのことばをいただきました。その際写真のトイカメラ(Lomo Diana+という機種でかなりアジのある写真が撮れるらしい)を自筆のカードを添えて誕生日プレゼントとしていただき、これまた感動プラス感激で酒が進みかなり酔っぱらってしまいました。盛上がった話のなかで粋人の奥様から私のブログの内容と表現が日によって重く、そんな時は読みたくない。もっと軽い内容と表現が良いとの指摘がありました。ウ〜、確かにそう言われてみればその通り。返す言葉もありません。ではご期待に応えて今回は上記の内容を軽い表現で書いてみますか。
”ヤッホー! ついにドア完成!マイデザインだから感動も超超スゴい。ウエディングドレスみたいにピュアーホワイトなフラッシュでドア作っちゃおうなんてK君冴えてる〜!そこに今一番ハマってるチャイナ格子にゴールドキラキラドアノッカーがビルトインされたらこれはもうヨーロピアンとオリエンタルのビミョーなリミックスドアに大変身で〜す。またまたやっちゃいましたって感じ!”  

Posted by モーレツカーソン at 17:11

2008年07月13日

行列




先日の読売新聞の編集手帳に「世のなかは 星に 錨 ( いかり ) に闇に顔 ばか者のみが行列に立つ」 という戦時中の戯れ歌が今問題になっている大分県の職員採用汚職事件にからめて紹介されていた。この歌は軍部にコネもなく闇で買う金もないばか者、つまり正直者は並ぶしかないという意味らしい。この記事が掲載されたその日、奇しくも巷ではiPhoneが発売されテレビでそれを求める方々の長蛇の列が映し出されていた。この歌でいくとその皆さんはばか者か正直者なのでしょうか。そしてそれを放映していたワイドショーのキャスターは事前にiPhoneを入手しモニターになっていたという。つまりコネがあったわけだ。いつの世でも必ず得をする人間となかなか得に巡り会えない人間がいる。多分私は後者に当たると思う。列ばないとおいしい思いができないような風潮にある世の中において列ぶのがきらいで、さらにコネクションを前提とした人付き合いが苦手なんだからしょうがない。我慢して列んだり人に愛想笑いすればそれでも少しは何とかなるんじゃないかとは思うが今さら仕方ない。だから先の戯れ歌でいけば私はそのどこにも当てはまらない変わり者でしょう。そんな変わり者はこれからも時代の寵児に羨望のまなざしをそそぎつつ、なかなか巡り会えない得を夢見つつ、そんなのには全く縁のない邪道を行くのみなのです。  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年07月11日

誕生月




今月は私の誕生月なんですよね。50才になる。祝いの言葉より物品のほうが嬉しい年頃ではありますが、こんな私には珍しく今は特に嘱望するものが見当たらない。困った。人生の節目をかざる年齢に達するのにそれを記念するような劇的な物品が見当たらないのです。もっとも先月カメラのレンズの購入で大鉈ふったばかりだからその後腑抜けのままでもしょうがない気もする。それに来週には私のデザインしたドアが完成し家に設置される予定なのでそれでチャラの公算が強い。きっと神様が私の人生の節目に際して自粛をお求めになったのでしょう。ムッ〜! 納得いかない! ドアの完成を祝って画家の粋人ご夫婦と会食する予定ですが、その際悪酔いしなければ良いのですが。  

Posted by モーレツカーソン at 17:47

2008年07月08日

グローバル化




先日桐生で見かけた異人さん。装束からしてイスラム圏の方でしょか。日本人も世界の隅々まではびこっていますが、日本にも色々な国の人々が来ていらっしゃる。東京は銀座あたりでは相変わらずの中国人観光客に加えてこの頃ではインドの方々が目立ってきてます。経済の高成長率を反映しているような現象ですね。今日のニュースで平和国日本の首相はロシア大統領との会談の際して相手は私より身長が低いと得意げに語ったとか。アホか! 国の頭がこんなザマじゃ情けないね。むこうより背が高かったら北方領土取り戻せるとでも思っているんでしょうか。まあ、申し訳ないですが戦中思想と敗戦の劣等感が頭のどこかにこびりついている方々がこの国の舵取りをしているうちはグローバル化なんてほど遠いかも。下々じゃこんなに微笑ましい光景が見られるのにね。  

Posted by モーレツカーソン at 18:53

2008年07月07日

粋な香炉







土曜日の桐生天満宮の骨董市は暑くて往生しました。全身汗みどろでクラクラでした。しかし、買物好きのオヤジはそんな苦境でも手ぶらでは帰りません。写真の香炉を2000円也でゲットしました。知りあいの骨董屋さんから入手しましたが彼も暑さで朦朧としていて「多分お香入れだよ。2000円でいいよ」と言ったきりへたり込んでしまいまいた。私も言われるがままに購入したのですが、家に帰って冷静に観察したところかなり興味深い逸品と判明。普段は写真1のようにコンパクトな納まりを見せていますが、ばらすと上2段がお香入れ、下の焼き物を台に乗せれば写真2のように雰囲気のある香炉に変身する。台になる枠と上2段が桐、下段の焼き物はたぶん瀬戸焼。当時の指物職人の技が随所に見られる粋な逸品でした。加えて中にひからびた当時の香木が丁寧に金箔に包まれてあり、うれしいおまけ付きに大感激。近頃ではお香をたく習慣が身に付き、特にこんな梅雨時期には雨の香を含んで淀んでいる空気を浄化してくれるような気がします。朝のほんの10分ばかり立ち上る香の煙をながめながらボーっとするのもおつなもの。この香炉もさっそく使ってみましょうか。  

Posted by モーレツカーソン at 17:00

2008年07月04日

来るのは趣味人ばかりなり




どうも私の店には趣味人のご来店が多いようだ。今日も絵描きの粋人に紙巻き煙草からパイプ煙草への移行を自慢のパイプコレクション持参で強く勧められ。その後同級生のブルース狂いの産婦人科医と医者の不養生談義。締めは女房の叔母さんと骨董談義。肝心のお客さんなんて来やしない。まあもっとも私が仕事をしないで趣味的な動きしかしていないからしょうがないですかね。でもとっかえひっかえ来る趣味人の話はそれぞれ面白くて飽きないから私もついついのめり込んでしまう。毎回この連続ですね。たまに趣味人どうしが店内でかち合っても平気です。趣味は違えどおさえるツボは同じとみえてこちらで気を使わなくても話が盛上がっていたりする。喫茶店でも始めたほうが良いかと思うこともあるが、そんなことしたら彼らに店は独占され一般人なんか近寄りもせず、すぐ潰れるでしょうね。まあ、今のスタンスでちょうど良いんでしょう。どうぞこれからもいらしてください!趣味人さん。明日は桐生の骨董市。汗をふきふき参加してきます。  

Posted by モーレツカーソン at 18:57